低炭素社会の実現は,国内はもとより,全世界,人類全体において避けては通れない喫緊の課題であります。
我が国は,この低炭素社会の実現に向けて,先駆的な取組にチャレンジする都市を「環境モデル都市」として13都市選定しています。また,その環境モデル都市をはじめとして,低炭素都市づくりに意欲ある地方自治体や中央省庁,関連団体など192団体が参加する低炭素都市推進協議会を組織することにより,優れた取組の水平展開や,海外先進都市との連携を深めています。
この度,国内外の環境都市や有識者等が一堂に集まり,海外からの参加者の有益なアドバイスを得て,優れた事例を国内外に広め,都市・地域が中心となった未来のまちづくりを議論するため,「低炭素都市推進国際会議in京都」を開催することになりました。海外からは,低炭素都市づくりに実績がある欧州や米国の都市から専門家をお招きし,事例の発表やパネルディスカッションを行います。
概要
- 開催日:平成23年2月11日(金・祝)
- 会 場:国立京都国際会館(Room A)
- 京都市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」4-2番出口から徒歩5分(京都市左京区宝ヶ池)
- 主 催:低炭素都市推進協議会(自治体,国,民間企業を含む関係団体で構成)
開催内容
午前の部(第1部)(10:00~11:30)
低炭素都市づくりを地域で行うには,様々なセクターのパートナーシップによって,地域の知恵と能力を結集して推進する必要があります。第1部では,「市民の取組」にスポットをあて,市民の積極的な参加を促し,市民の知恵と力を活かした取組を前進させるためにはどうすれば良いのか,などを議論していきます。
- 基調講演「市民の知恵と力を活かした低炭素まちづくりについて」
- 内藤正明氏(京のアジェンダ21フォーラム代表,京都大学名誉教授)
- 国内市民活動団体の事例発表
- 「おひさま進歩エネルギー株式会社」(飯田市)
- 「ゼロ・ウェイスト円卓会議」(水俣市)
- 「NPO法人KES環境機構」(京都市)
- 国内市民活動団体と海外参加者とのダイアローグ(対話)
市民交流会(11:45~13:00)
- 場所:「さくら」(国立京都国際会館内)
- 参加費:2,000円,立食形式
(事前に申込が必要です。参加費は会場でお支払いください。)
「低炭素都市づくりベストプラクティス」表彰式(13:10~13:30)
午後の部(第2部)(13:30~16:30)
低炭素都市づくりを早期実現に導いていくための有効な方法の一つが,国内外のベストプラクティスに学び,そこからヒントを得,更に水平展開につなげることです。第2部では,ベストプラクティスを「地域から地域に広げる」ために,自治体,企業,NPO,市民などのセクターがどのような役割を担っていくのか等について,国内外の優れた事例の発表やパネルディスカッションを通して議論していきます。
- 基調講演「低炭素社会のフロントランナー:都市」
- 西岡秀三氏((独)国立環境研究所 特別客員研究員)
- 海外・国内事例発表
- 米国・ボルダー市(スーザン・オズボーン ボルダー市長)
- ドイツ・フライブルク市(ディーター・ヴェルナー フライブルク市環境保護局局長)
- スウェーデン・ベクショー市(アンナ・テニィエ ベクショー市議・技術サービス委員長 兼 執行委員会理事)
- 「低炭素都市づくりベストプラクティス大賞」受賞団体(国内)
- 休憩
- パネルディスカッション
- コーディネーター 藤田 壮氏(東洋大学特任教授)
- パネリスト 海外・国内事例発表者(ボルダー市・フライブルク市・ベクショー市・ベストプラクティス大賞受賞団体)
- 全体総括コメント,閉会
海外発表都市
○ボルダー市(アメリカ)
2007年に,アメリカの自治体が住民に対して課す税金としては初めて,温暖化防止行動に用途を限定したエネルギー税「気候行動計画税」を導入。全米の中でも最も積極的に温暖化防止と自然エネルギー利用を推進している。2008年には,スマートグリッドを軸とした環境技術のショールーム都市づくりを目指した全米初の「スマート・グリッド・シティ構想」の実証モデル都市として,注目を集めている。
○フライブルク市(ドイツ)
1992年にドイツの環境首都の受賞をはじめ,その後も多くの環境の取組に関する賞を受賞している。環境保全対策は広範囲かつ多角的に進められ,なかでも交通対策として,車を使わない「地域環境定期券(レギオンカルテ)」の導入,市街地に車を乗り入れさせないパーク&ライド,カーシェアリングなど数多くの施策を実施。まぎれもなく,世界の環境首都の一つ。
○ベクショー市(スウェーデン)
欧州委員会の「持続可能エネルギー賞2007」においてコミュニティ部門最優秀賞受賞など,ヨーロッパで最も環境に優しい都市として有名。1980年から段階的に地域の森林業が中心になってバイオマスエネルギーを導入していき,1996年からは化石燃料ゼロを宣言。地域ぐるみで「ローカルアジェンダ21」の環境計画を策定し,バイオマス100%転換を目標に掲げている。
低炭素都市推進協議会について
○環境モデル都市とは
我が国全体を低炭素社会に転換していくため,温室効果ガスの大幅削減など高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市として,平成20年度に政府が全国から13都市を選定しました。
○低炭素都市推進協議会とは
環境モデル都市による優れた取組の全国への展開,世界への情報発信等を目的として,平成20年12月に市区町村,都道府県,関係省庁,関係団体等が参加して設立されました。平成22年12月1日現在,合計192団体が参加しています。
参加申込方法
申込画面のフォームから必要事項を入力してください。 (非SSL対応ブラウザの場合こちらのフォームから入力してください。)
- 申込期限:平成23年
1月31日(月)2月6日(日)までにお申込ください。定員に達し次第申込を締め切ります。 - 代表者のお名前・ご住所・電話番号,参加人数,市民交流会の参加の有無(人数)を入力してください。
- 申込先は「京都いつでもコール」になります。申込内容についてお問い合わせさせていただく場合があります。
- 参加申込された方には,後日,会議運営業務を受託した機関から,ご住所に宛てて参加票をお送りいたします。
お問い合わせ先
「低炭素都市推進国際会議in京都」実行委員会事務局
(京都市環境政策局地球温暖化対策室内)
- TEL : 075-222-4555
- FAX : 075-211-9286
- e-mail : ge@city.kyoto.jp (@を半角文字に変換してください。)